普段は2次元のオタクをしている身なのですが、よく見かける色々な「お気持ち表明」。
個人的なものや、界隈に向けたものなど、SNSの文字数制限を超える長文がそう呼ばれます。
私が推しているコンテンツで、コロナ禍でありながらも厳重注意のもとリアルイベントがあり、それにまつわるお気持ち表明を見かけたので少し書いてみようかなと。
今回は特に【大多数に向けた文章】について個人的な書き方をまとめてみます。
具体的には、【注意喚起に近い文章】ですね。
普段文章を書く仕事をしているので、オタクの力になれたらいいな。
目次
- 構成を考える
- 内容を書く
- 共感を求めない
- 読み直す
- 画像も入れてみる
- まとめ
構成を考える
最初に全体の構成を考えましょう。
自分が書きたいことを大まかに書き出していきます。このページで言う目次・見出しですね。
読み手は「で?」という気持ちで読みますから、見出し一覧で内容を伝えられる、もしくは詳しく読もうと思ってもらえるようにできるとベストですね。
構成を組む際には下の順番を意識するとまとまりやすいですよ。
興味を引く 結論を書く 理由を書く 具体的な内容を書く もう一度結論をまとめる
実はこれ、ライターとして大切な文章構成なんですよ。笑
内容を書く
構成で書きだした見出しに合わせて、本文を書いていきます。
例えば、今回はポジティブに私の推しについて簡単に書いてみましょう。
興味を引く アイナナというジャンルで、高校生とアイドル業を並行している子たちがいるんです。 結論を書く 私の推しはその中にいる亥清悠くんと四葉環くん。 理由を書く 二人ともそろって甘党なんです。私は甘い物をたくさん食べる男の子が大好きなんです。 具体的な内容を書く それぞれの好物、四葉環くんは王様プリンというプリン、亥清悠くんに至っては「甘い物」。これは公式情報なのですが、甘いものが好きな子たちです。 作中では亥清悠くんがパフェを好む描写もありました。 もう一度結論をまとめる というわけで、この二人が私の推しです。
オタク特有の支離滅裂な文章から脱せられました!やったー!
今回は大多数に向けたお気持ち表明の書き方ですので、内容に難しい言葉や乱暴な言葉は使わないこともポイントです。
共感を求めない
そして大切なのが、共感を求めないこと。要は承認欲求はいらない、ということなんです。
例えばコロナ禍のイベント開催について
「こんな時にイベントをしてくれるなんて素晴らしいことですよね!?」
「こんな時期でも、リアルイベントを開催するという判断は賛否両論あると思います。」
この2文なら、その後の内容が同じだったとしてブラウザを閉じる人が多いのはどちらでしょうか?
おそらく前者です。
なぜかというと、個人の主観と共感を求める文章は「当てはまらない人」が生まれるためです。
当てはまらない人は、その時点で文章への興味を失ってしまうので、これは大多数に向けた文章には向かないものになります。
「私のことが嫌いな人・反対意見の人も読んでくれること」を考えて書いていきましょう。
読み直す
さて、書いた後には読み直しましょう。
もし「長いなあ」と思ったとしたら、どこかがっつり削ってください。
あなたが長い、読む気にならん、というものを他者が読むわけがありません。
ここはいるか?いらないか?きちんと読み直して伝えたい内容を精査しましょう。
改めて、「反対意見の人も読んでくれること」を意識してみてくださいね。
画像も入れてみる
これはおまけのような部分ではありますが、あるとぐっと読み手を引き込めるので。だってさっき、私の推しの画像のところ、見ましたよね?
そういうことで、画像を入れることも必要に応じて試してみてください。
もしくは、テキストの太字や色で特に主張したい部分をマークします。
そうすることで、視点を誘導したり、これだけは!というポイントを印象付けられますよ。
まとめ
今回はオタクくん向け、お気持ち表明の書き方~大多数に向けた文章~を書いてみました。
ちょっと気になるnoteを見かけたので、せっかく書くなら多くのオタクにきちんと届いてほしいよね!という、かも井のお気持ち表明でもあります。
こんなご時世では色々とピリつきますし、同じ沼にいる他人の行動がどうしても目につくことも多いです。
だからこそ、言葉で何かを、誰かに伝えたいのなら。まして、自分はどこのオタクだと示すなら。
きちんと文章を考え、新しい争いや不満・不安を生まないようにするべきだと、いちオタクとして思った次第です。